

クルマは買うときの出費に加えて、所有しているだけで様々な費用がかかる。しかも手放すときには、年数に応じて残存価値が大幅に下がってしまうという高価な耐久消費財である。特に購入した後の維持費は、甘く見ているとクルマを走らせることができなくなったり、最悪の場合クルマを売り払わなければならなくなるなど、悲惨な日に遭うことにもなりかねない。そこで購人前に維持費がどれくらいかかるかを計算に入れておく必要がある。クルマの維持費を具体的に挙げると、クルマを登録している限りついて回る自動車税、自動車保険料、定期点検費用、車庫代などの諸経費、クルマを使うと発生するガソリン代や高速代、駐車料金などの実働経費、クルマの走行距離が伸びてくると必要になるオイル代、タイヤ代、バッテリー代などの消耗品がある。さらにクルマが故障したり、クルマをぶつけたりすれば修理代がこれに加わる。また輸入車は、国産車に比べると維持費がより多くかかるということを頭に入れておく必要がある。さらに、廃車をする場合にも自動車リサイクル代金が発生する。
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損保各社の自動車保険には、「等級すえおき事故」というものがあります。それは具体的には車両事故のうち、火災・爆発・窓ガラス破損、盗難、騒擾、労働争議、台風、竜巻、洪水、高潮、落書、いたずら、飛来中または落下中の他物との衝突およびその他偶然な事故です。これらの事故はそのほとんどが保険契約者(被保険者)の故意・過失と無縁の事故です。いなむしろ、保険加入者にとっては不可抗力的事故が大部分です(台風、洪水、高潮、落書、いたずら、飛来中または落下中の他物との衝突など)。それゆえこれら「等級すえおき事故」も先の「ノーカウント事故」と同様、被保険者の帰背|生を問えない事故ゆえに、これらの事故が起こって保険金を支払っても、次期以降の保険料を割り増しては気の毒との配慮が働いたものと考えられます。「ノーカウント事故」は事故件数として数えず、したがって翌年の等級は1等級上がります。これに対して「等級すえおき事故」は事故件数としては数えませんが、翌年の等級は現在と同じ等級です。